大友克洋監督作品 スチームボーイ
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デジタルコンポジット・佐藤光洋
デジタルコンポジット・佐藤光洋
――まずは佐藤さんがどのような仕事をしているのかお聞かせください。
コンポジットと呼ばれる、昔のフィルムで制作していた頃でいうと、撮影のポジションになる部分を担当し、そのチーフということで取りまとめ役を担っています。作画や背景、エフェクトなどを最終的な画面に合成することですね。

――どのような経緯で『スチームボーイ』のプロジェクトに参加したのですか?
僕はもともと、アニメーションの撮影をしている高橋プロダクションという会社で、フィルムの撮影を2年やっていましたが、ちょうどデジタル技術が出始めたころに、その会社でもデジタルをやり始め、僕も同時にデジタルに移行しました。それから1年ほどたった頃に、スタジオ4℃で『音響生命体ノイズマン』という作品と、その後に『スチームボーイ』が動き出すという話があり、CGのスタッフが必要だということで、4℃へ移りました。ですから、『スチームボーイ』には最初の頃から関わる予定だったんです。パイロットフィルムも、ほんのちょっとですがやりましたし。ただ、初期の頃はまだCGの作業があまりなかったので、4℃の中で違う作品をやっていて、『スチームボーイ』からは離れていましたけれど。

――フィルムの撮影とデジタルのコンポジットを両方経験してみて、どう思いますか?
演出など他のセクションのスタッフには、当然、両方を経験している人が多いんです。そういった演出家や原画マンと話すときに、フィルムの頃の話も出てくるんですが、そのニュアンスが理解できるので、意思の疎通がスムーズにできて楽ですね。

――大友監督の印象は?
コミックの「AKIRA」はもちろん名前も知っていましたが、読んだことはありませんでしたし、実は映画のほうも、つい最近……2年くらい前に見たんです。他の作品もあまり見ていませんから、そういう意味で、大友さんにあまり先入観をもってはいませんでしたね。ただ、大友さんという面白いものを作る人がいる……ということが、4℃に入る動機のひとつではありましたけど。僕の場合、大友さんには父親の葬式や自分の結婚式にも出てもらったりして、よくしてもらっていますよ(笑)。
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(C) KATSUHIRO OTOMO, MASH ROOM/STEAMBOY COMMITTEE
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