大友克洋監督作品 スチームボーイ
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音楽・スティーブ・ジャブロンスキー
音楽・スティーブ・ジャブロンスキー
――音響監督の百瀬さんが、ジャブロンスキーさんを大友監督に推薦したと聞きましたが、そのあたりの経緯や、仕事の依頼がきたときの感想をお聞かせください。
僕の友達で、『スチームボーイ』の音楽プロデューサーでもあるアラン・メイヤーソンが、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』という作品で以前に百瀬さんと一緒に仕事をしたことがあり、百瀬さんがアランに『スチームボーイ』の作曲家を探していると話していたのがきっかけです。僕はもともと大友さんのファンなので、百瀬さんが推薦してくれたことはとても嬉しいし、名誉に思っています。初めて監督に会ったとき、大量に積み重なっているストーリーボードやスケッチを持ってきてくれたんですが、その素晴らしさに感動して、同時にこの作品に音楽をつけるんだということを思うと、とても興奮したのを覚えています。

――仕事が始まった頃、どのくらい映像をご覧になりましたか?
映像は、最初の20分くらいがきちんとつながった状態であったと思いますが、キャストも決まっていなくて、音は全くついていませんでした。音楽というのは、キャラクターの会話などに基づいて作られていくことが多いので、台詞がなかったのはとても難しかったですね。

――そのような状況で、どのように曲のイメージを沸かせていったのですか?

多くの部分は大友監督や百瀬さんとの話し合いで生まれていきました。2003年に2人がロサンゼルスに来て、3〜4日間くらい話をしました。その時に、たくさんのスケッチやイメージボードも持ってきてくれて、それを見ながらイメージを固めていきました。

――初めてお会いした監督の印象はどうでしたか?
伝説のような人なので、とても緊張していたんですけど、実際に会ってみると気さくな方で、すぐになじむことができました。素晴らしいアイデアを常にもっている方です。

――大友監督を初めて知ったのは『AKIRA』をご覧になってですか?
そうです。コミックは読んでいませんが、『MEMORIES』もとても好きな作品です。

――今回、一番苦労された部分はどこでしょうか?
一番最初に書いたレイのチェイスシーンのところです。それが大友監督が一番最初に聞く曲でしたから、ぴったりくるものにしたかったんです。そのために、かなり時間をかけて作りました。
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(C) KATSUHIRO OTOMO, MASH ROOM/STEAMBOY COMMITTEE
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